【文化観光特別委員会報告】

今、台東区の観光行政も大きな分かれ道にあるようです。今日の委員会では「上野における新たな観光案内所設置」や「総合的に観光事業を考える新たな組織の立ち上げ」に向けての報告がありました。時代はコロナの影響か変化が加速度的に早まっている感じがします。それはそれで良い事ですねえ。ただ、そんな時こそ『温故知新』。目新しい価値観だけに流されず、悠久の歴史と文化の中で、台東区は俯瞰的に静かに「時の流れ」を見つめる心持ちが大切かと個人的には思います。多くの方が台東区に求めるものは「江戸文化」「明治・大正の情景」など、古き良き日本の姿だろうから。
12日午前10時開会 文化観光特別委員会(議会第1会議室)
【議案】
第32号議案 東京都台東区教育振興基金条例の一部を改正する条例(可決)
【理事者報告事項】
1 上野地区における観光案内所に関する調査の実施結果について
●昨年行われた上野地区における観光案内所の必要性や求められるニーズ等の調査・分析結果の報告。主な調査内容は「既存観光案内所調査」「観光客アンケート調査」「歩行者カウント調査」「国内海外の事例調査」など。報告の一部によれば昨今、スマートフォンの普及により観光情報については自己でできるという観光客の意見が多いため、新たな観光案内所を設置する場合においては通常同案内所を利用していない客層にまで幅広く利用が広がる付加価値・機能・サービスの検討が必要で。主に求められる機能・サービスは「チケット販売」「情報提供」「トイレ・休憩サービス」「手荷物預かり」「外国人対応」「多様性(バリアフリー・ハラール・ベジタリアン等)」とのこと。そして総合的な観点から新たな観光案内所の設置場所は①JR上野駅(公園口)付近 ②JR上野駅(広小路口)付近 ③上野恩賜公園(袴腰)付近 ④JR御徒町駅付近と報告があった。今後台東区では100ページ以上に及ぶ調査報告書を上野地区観光団体、商業団体、宿泊施設等と共有しながら調査結果を踏まえ、上野地区における観光案内のあり方について検討していく予定。(報告資料が必要な方は連絡ください)
2 新たな観光推進組織の検討について
●台東区は上野・浅草をはじめ日本を代表する国際文化観光都市であり、観光の振興は経済的、社会的にも大きな効果をもたらす重要な施策である。本区の観光振興をより強力に一体的に推進するため、観光関連団体や事業者などを結びつけるコーディネーターとなる組織の検討を観光振興計画に位置付け、令和元年度は4回に渡る関係者会議によって事業規模などについて検討を進めてきた。その検討結果によると今後は「区民」「観光団体」「産業団体」「宿泊団体」「民間事業者」などを横断的につなげていく新たな組織を目指し、一般社団法人形式で、持続的な観光振興の実現のために多様で安定的な財源(会費・協賛金・補助金・宿泊税・ふるさと納税の活用等)を確保して組織運営する手法を検討していくとの報告があった。
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