2021年9月25日　~待機児童対策も新たなステージか？（私見）~

~待機児童対策も新たなステージか？（私見）~

ここ数年、国や自治体は待機児童解消に力を注いできた。特に2018年度~17年度の「待機児童解消加速プラン」や2018年度～20年度の「子育て安心プラン」によって、東京都における認可保育園の設置数は2015年4月の2184カ所から20年4月には3325カ所に増え、待機児童数は2014年4月の8672人から21年4月には1000人（速報値）を下回った。

このように保育園政策は新たなフェーズに入った感があり、今後は「人口集中エリアでの量的拡充」と「人口増がないエリアでの質的向上」、そして「定員を満たしていないエリアでの持続可能性」という政治のきめ細やかな対応が迫られる時代に入ったと、地方議員として考えます。

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子育て・若者支援特別委員会

9月22日（水）午前10時開会

（議案）

第47号議案　東京都台東区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例・・・可決

第48号議案　東京都台東区特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例・・・可決

（陳情）

陳情3-29　日帰り型産後ケアにおける対象期間の延長を求めることについての陳情（新付託）（9月14日取り下げ願い提出）

（理事者報告）

1 子供育成活動支援事業の実施状況について

・学習支援や食事提供等の地域活動を担う団体に対し、経費の一部を支援することにより、親の就労や家庭事情により、孤立しがちな子供やその家庭の支援を図る

2 令和4年新成人を祝う会の開催について

・来年の成人式は1月10日（祝）、浅草公会堂に於いて、コロナ対策として人数配分による二部制にて開催。詳細は来月、区公式HPなどで報告。新成人には12月上旬に通知発想。

3 台東区要保護児童の状況について

・令和元年にコロナの影響か年間養護相談数が前年の1226件から1148件に減じたが、令和2年度は1250件と平成30年並みの数字に回帰した。理事者答弁によれば、今後の児相配置細分化によって行政の要保護への取組みも、今より虐待される児童等に細やかに対応していけると予想され、現状はその児相配置改編への過渡期にあると思われる、との事。

4 令和2年度母子保健事業の実施状況について

・「妊娠届・母子手帳交付」「ゆりかご・たいとう」「乳児家庭全戸訪問」「乳幼児健診（３~4か月健診）」「産後ケア」「産前産後支援ヘルパー」の各事業についての令和元年度と2年度の比較報告。どの事業もコロナ禍にあって、交付物は郵送、訪問・面談は辞退あるいは電話相談等、非接触型・非対面へのサービス改善が求められてきた。

5　認可保育所の開設等について

・来年4月、認可保育所「（仮称）うれしい保育園仲御徒町駅前（台東３－４５）」と「（仮称）にじいろ保育園蔵前（蔵前1-3郵政跡地）」が開園予定。また、「スターキッズ保育園（上野桜木1-4）」に定員22名（0歳～2歳）の分園が新たに設置予定。

5 令和4年4月保育所等入所申込の受付について

・今年の受付期間は10月18日（月）～12月21日（火）

　※詳細は区公式HPで確認してください

6 放課後対策事業運営事業者の選定結果について

・「東浅草小学校放課後子供教室・東浅草こどもクラブ」「千束小学校放課後子供教室・千束小学校こどもクラブ」「石浜小学校放課後子供教室・石浜こどもクラブ」「東泉こどもクラブ」「竹町こどもクラブ」「田原こどもクラブ」の各事業者の5年の運営期間が終了し、今夏の審査によって引き続き来年度以降も運営事業者に選定された。

7 令和4年4月こどもクラブ利用申込の受付について

・今年の受付期間は11月1日（月）~12月13日（月）

休日受付は11月14日（日）と12月12日（日）

※詳細は区公式HPで確認してください