2022年1月25日　【臨時特別給付金】

安部公房『都市への回路』にこんな一節がありました。

『弱者を哀れみながらもそれを殺したいという願望、

つまり弱者を排除したい、

強者だけが残るということなんだね。』

(安部公房『都市への回路』)

弱肉強食という弱い者を殺して強い者が生きるというような。例えばライオンとウサギがいればライオンが強者でウサギが弱者なわけですね。でも、もしウサギのほうが圧倒的に数が多かったらどうでしょう。いくらライオンでも弱者になってしまいます。つまり、個として強いという意味での強者と、社会的な強者というのは違うわけです。社会的な強者というのは多数派のことですよね。

これぞ、民主主義の原点かと。

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1月25日（火）　企画総務委員会と臨時本会議が開かれ、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の給付について補正予算が可決されました。

「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策（令和３年１１月１９日）閣議決定」に基づき、様々な困難に直面した方々の生活・暮らしの支援として、住民税非課税世帯等に対し区が実施主体となり給付金を支給することになったのです。

○対象

（１）住民税非課税世帯（約30,000世帯）

基準日（令和３年１２月１０日）において世帯全員の令和３年度区民税均等割が非課税である世帯（生活保護世帯含む）但し、住民税が課税されている方の扶養親族等のみからなる世帯を除く

（２）家計急変世帯（約5,000世帯）

新型コロナ感染症の影響で令和３年１月以降の家計が急変し、世帯全員の収入が住民税非課税世帯相当となった世帯

○支給額

１世帯あたり１０万円

○スケジュール（予定）

（１）住民税非課税世帯

令和４年１月２７日　確認書（※）発送

２月中旬以降順次　給付金振込

※令和３年１月１日時点で区内に住民票がある者のみ。１月２日以降の転入世帯については、前住所地等への課税状況確認が出来次第、確認書を送付する。

（２）家計急変世帯

準備が整い次第、周知し申請受付

（３）申請期限

９月３０日

（４）支給決定

１２月３１日まで

○その他

広報たいとう１月２０日号で周知。また、コールセンターを１月２５日に設置。

コールセンター電話番号　０１２０−０００−５７３

月曜〜金曜日（祝日除く）　午前８時３０分〜午後５時１５分