【法要の帰り道】
日曜日 東京では初の夏日にて快晴
桜も急かされるように散って
今年の春は落ち着かなかったろう
寺を出て『根岸の里』横の路地に入り
ベンチに座って伊豆栄の弁当を広げた
コロナで会食もできないからと
お土産に頂いたのに風が心地よく
天を見上げながら独り勝手に故人を偲ぶことに…
空が青い 鰻が美味い（笑）
田中伸宏先生が逝って一年
他人思いで陽の気の伸さんだから
皆が寺に集まるのを見計らって
この素晴らしい天気にしてくれたのか
広場の木や花 風 空 …
すべてが生きている この刹那が素晴らしい
「死の孤独」を思う前に「生の輝き」を知れ
また 伸さんに教わった気がした
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