ChatGPT(チャットジーピーティ) の時代
OpenAIが2022年11月に公開したChatGPTの時代に入り、我々はAIと語れる『全知全能ツールの初号機』を得たようなもので。ガンダムのアムロ・レイの初号機への台詞ではないですが『こいつ、動くぞ』という感動と驚きのChatGPT
何しろ、専門分野の質疑応答、文章の要約、プログラムの作成、データ解析など、もはや自力で全てできる術をネット上に得たわけで。Web3.0から一挙にWeb4.0に社会が進化したと言っても過言ではないでしょう。
昨年のオープン時から2ヶ月あまりでユーザー数が世界最速の1億人突破。ちなみにTikTokとInstagramがアクティブユーザー数1億人に到達するのに要した時間は、それぞれ9カ月と2年半です。そして、それらのサービスよりもはるかに前に登場した「Google翻訳」は6年半、「Facebook」は4年半を要したわけだから如何に早くChatGPTが世界に伝播したかが分かります。
もちろんChatGPTは機械学習で得られたデータを基に回答しているのに過ぎないし、機械学習で得られるデータには限りがあるわけですから。ChatGPTはネット上に溢れる専門知識やデータ反映には優れていても、人間が脳で組み立てるような『答えのない質問』には対応できないという欠点もあります。しかしながら、その情報収集能力やデータ分析能力については完全に人間を超えた素早さと正確さがあるという現実。明らかに今後、現代社会の職業ヒエラルキーを変える起爆剤になるのは間違いないでしょう。
そして、無くなる職種も多々あるでしょうが、最たるものは我々政治家という職業で。もはや、このツールを理解し使いこたせた上で、尚且つ、自分の信じる政治体系と法体系の整合性を図れるリーダーでないと、有権者にスポイルされるタームに入ったと感じます。
今週もオール台東
区議会議員選挙、区長選挙に向けて前進中
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