【交通対策・地区整備特別委員会】
台東区選出の政権与党国会議員は何してる?
浅草・上野の痛みを知っているのだろうか。
今回の交通対策・地区整備特別委員会の理事者報告は「コロナ禍における台東区経済の疲弊」を如実に物語っていた。これまで、各委員会で区内商工業者の苦しみは報告され、議会超党派の議員から様々な要望が上がっているが。大がかりな経済対策といえば自治体である台東区の守備範囲はどうしても限定的だ。
かつて、区内会合などで会う自民党国会議員からは実に具体的で詳細な「政策・予算」が語られ、伝わってきたものだが。最近の与党国会議員からは「台東区に対する政策」の話をなかなか聞かない。もちろん、自民党議員や応援者の間には浸透しているのだろうが。少なくともofficial(公的)に区議会への政策的な働きかけは今までない。区議会からは直接、あるいは議長会を通じて、様々な要望を国にあげているのだが。
何をしているのだろう?・・・とさえ思う。
今こそ、自民だ、与党だ、と言っていないで区議会超党派と協力して、台東区経済復活のためにパイプ役となって頂きたい。
少なくとも私は、区内経済回復の為なら小異を捨て、
一緒に台東区と国の協力を考えていきたい。
この台東区の危機…連携、大歓迎だ。
=========================
9月28日(火)午前10時開会 交通対策・地区整備特別委員会
(理事者報告)
1、令和2年度駐車場の利用実績について
・資料として配られた利用実績をそのまま掲載できれば一目瞭然なのですが。議会の決め事として「委員会資料はネットに載せるな」という事になっているので。自分で抜粋して書くしかない。
昭和かッ?・・・面倒臭い(笑)
●雷門地下駐車場
(令和元年度)
延べ利用自動車台数1168203台 バイク6,603台
収支84,709,607円(収153,856,987-支69,147,380)
(令和2年度)
延べ利用自動車数120,879台 バイク6,802台
収支37,858,520円(収98,634,993-支60,775,473)
●上野中央通り地下駐車場
(令和元年度)
延べ利用自動車台数132,764台
収支▲45,534,433円(収185,552,393-支231,086,826)
(令和2年度)
延べ利用自動車台数98,125台
収支▲33,065,973円(収115,306,723-支148,372,696)
まあ、数字の通り、コロナによる駐車場の収支は最悪です。特に上野。何等かの行政によるテコ入れも必要かと考えております。
2、観光バス対策の進捗状況について
・駐車場利用状況(台東区民館・今戸・清川)
令和元年度・・・68,952台
令和2年度・・・1,144台
・乗降場利用状況
乗車場(二天門・東武浅草駅)
令和元年度・・・54,504台
令和2年度・・・483台
※前年比 0.9%
降車場(雷門通り・国際通り・言問通り)
令和元年度・・・70,479台
令和2年度・・・516台
※前年比 0.7%
なんじゃこりゃ、という程の落ち込み様。
どちらも前年と比べて100分の1以下ですよ。
これは、そのまま台東区経済を直撃しているわけで。
国とも連携した、独自の救済策が必要。
これから決算・予算委員会で区長に求めていく。
コメント