【交通対策・地区整備特別委員会報告】

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谷中小から坂を下った所にある大沢鼈甲店が親戚なので、子供の頃から自転車でよく遊びに行っていました。あの頃の路地裏にあった風景が今でも色濃く残る寺町・谷中。最近は猫でも有名ですが、私の原風景は路地裏の軒先に咲く季節を感じる花々ですねえ。
6月15日(月曜) 午前10時開会。
[陳情]
陳情元-31 谷中の「歴史を生かしたまちづくり」の推進を求めることについての陳情(6月10日取り下げ願い提出)
陳情元-36 谷中地区地区計画についての陳情(6月8日取り下げ願い提出)
陳情元-38 谷中地区の歴史文化を生かしたまちづくり推進と地区計画の再検討を求めることについての陳情(6月10日取り下げ願い提出)
[理事者報告事項]
1 谷中地区地区計画の都市計画手続きについて
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上記陳情3件は結局、議会審議前に取り下げとなりました。
そもそも、「谷中地区地区計画」については、この地域にかかっている東京都都市計画道路・幹線街路補助線街路・第92号線について台東区と東京都で廃止の方向となっていて。それに基づいて台東区から地区の方々に示された「新たな谷中地区地区計画」の素案・原案の内容が「谷中の文化特性」と合致しているのかという問題。当然のことながら地域の方々は都市計画道路廃止の後に無秩序な開発が行われないように懸念しているわけで。下町風情残る「谷中の町」をどうやって残していくのか。正にこの点が重要な論点なわけです。
確かに昨今の都市防災を考えれば、道路拡幅による緊急路の確保、建築規制緩和による建築構造の強化などが必要になってくるわけですが。そんな視点で考える際にも、やはり谷中の特性に合わせた防災体制の構築、世界的にも愛されている谷中の路地文化の保全などに配慮して欲しいというのが多くの地域住民の方々の要望です。この点について地元からは「谷中の文化資源の保全」「防水層の設置・消火栓増設・無電柱化の促進などに配慮した防災計画」「景観保全など国交省の歴史的風致維持向上計画などに則した制度・事業導入」などが強く求められています。
谷中の歴史ある暮らしとまち並みを末永く引き継いでいくため、地区計画を含む都市計画の内容がを谷中の文化資源・生活環境・まち並みの保全と整合性のとれるものとして。都市計画の変更はそれが実現できてからやって欲しい。そのための根拠となる文化庁補助の「伝統的建造物群保存地区対策調査」および必要な関連事業制度等の導入調査を早急に行い、文化資源・まち並みの保全と安全性の向上を同時に目指すまちづくりを行って欲しい。
こうした谷中の皆様の声を聴いて「まちづくり」を進める事は議会各会派だけでなく行政も思いが一致しているところで。その事を改めて確認できた、今日の委員会でした。
詳細は議会YouTubeで❗️

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