2022年3月22日 予算総括質問原稿 その2

台東区議会報告
🔻予算総括質問原稿 その2】
〜たまには生の議会を!
   区議会の質問って、こんな感じです〜
🟣商店街と個店の連携支援について
この質問も予算審議で致しましたが。
審議中の2回3回に渡る質疑・答弁のやり取りの連関性が明確でなかったかと思いますので、総括質問の大項目の一つとして首長である服部区長に政治的ご判断を仰ぎたいと思います。
商店街と違い、なかなか行政の商業振興策と連携しづらい、区内の個店に対する新しい試みも込めてお願いする内容です。もちろん、それは単に補助金とかで語られる金銭的支援だけではなく、区民生活を支え、区内商業を盛り上げている個店それぞれを、これまで台東区商業振興策・あるいは補助金政策で恵まれてきた商店街と同じように大切にしていこう。同じように盛り上げていこうという提案、よびかけであります。
政治では地域の商業・観光支援といえば、商業工業における業界等を取りまとめる各種団体、医師会・歯科医師会、薬剤師会の三師あるいは区内六師団体、町会連合会、商店街連合会、観光連盟、などが、その対象でした。しかし、正にそれらを通してほぼ支援をうけることができなかった「町の個店」こそ、下町台東区の往時から減少してきたものの、バブル経済崩壊やリーマンショック、後継者問題、相続問題にも耐え忍んで、地域に根差し、町の方々の日々の生活を彩り、耽々と「日々の商い」を継続して、商売を守ってきた「下町のラストベルト」の役割を果たして来られた方々なのです。私は、この人達の「商い」を守りたい。そう願って、議員当選以来、何度もこの場で、そして本会議場で、時の区長に問いかけてきました。今こそ、このコロナ禍という厳しい状況の中、そして次の時代の行政施策を考える時だからこそ、私は改めて区長に、商店街も含んだ面としての商業エリアを設定しての個店支援策を提案したいと考えます。
例えば、区内振興策の対象となる商店街を狭い範囲に限定せず、行政主導で商店街を中心とした近隣の個店も含め、一つの面として街を捉えていくという考え方です。これからお話する案は、あくまで私案、私がイメージする話ですが、たとえば、区内中央西側の広域商業圏上野と中央東側の浅草、それらを挟んで上の部分を3つのエリアに分類し、中央より南、地図でいう下の部分を2つのエリアにわける。そして、それらのエリアを商業圏として捉え、各商業圏に属する商店街を中心に個店も含めて商業振興策・イベントなどを積極的に考えていくというアイデアであります。こうした試みは、もう既に、仲の良い同業者とか、日頃から付き合いのある商店同士などの間で行われていたりもしますが。行政もおせっかいぐらいの意識で、積極的に関わりながら、区内商業をエリア毎の面として捉えて、政策を考えていく。
そんな時代が来たのではないでしょうか
これらの個店に対して、区ではモノマチなどの取組みについて、地域が偏在する個店にも支援を行っている事例がありますが。なかなか、個店一つ一つには補助金などの支援が届きづらい実態があると考えています。
そこで、地域の商店街やその周辺エリアを面として捉え、商店街と個店による取組や、個店同士がイベントなどに取り組む場合にも、支援していく仕組みが必要だと思いますが。
区長の御所見をお伺いいたします。宜しくお願いいたします。

Follow me!

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました