【文化・観光特別委員会】
コロナ禍で京都も御無沙汰ですが。
親鸞の教えをつなぐ、京都・東本願寺本堂の正面には『見真』という文字が大きく掲げられています。
『見真』 真実の理を見抜くこと
この言葉に私は、いつも、東本願寺本堂に座す時、親鸞の孤独を感じるのです。実際、師法然に対する終生変わらぬ尊崇の念を持ったという親鸞には信仰上の孤独を感じさせる言葉が幾つか残っています。「父母のために孝養せず」「親鸞は弟子の一人ももたず云々」とか。親鸞には不思議な程、両親の影が感じられないし、幾人もいたはずの弟子の話も唯円など数人以外、多くは語られていません。真実を見るには、世相から離れ、孤独に俯瞰する心持ちが必要なのだ、と教えられているようです。
一部の方々の見解に煽られた「コロナ」や「戦争」の報道をテレビ等で見聞きする度、性格の悪い私は斜めに見てしまうでのす。
真実は違う所にあるのではないか?
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2月25日(金)午前10時開会 文化・観光特別委員会
【理事者報告】
1 台東区コレクション展について
・若手芸術家の育成・支援を目的に昭和56年度より東京藝術大学の学生の卒業制作作品を収蔵してきた。区民をはじめ多くの方々に、これらの貴重なコレクションを鑑賞していただくため展覧会を開催する。令和5年5月中旬~6月中旬 東京藝術大学大学美術館
2 下町風俗資料館リニューアル事業の再開について
・コロナで延期されていた同館リニューアル工事の再開。令和6年度のリニューアルオープンを目指す。
3 江戸ルネサンス事業の実績及び今後の取組みについて
・江戸の面影や伝統・技などの江戸文化を色濃く残す台東区の魅力を内外に発信し、本区の産業と観光の振興を図る同事業の今後の取組みについて。講演会など81事業。
4 浅草文化観光センター喫茶室出店事業者の再選定について
・雷門前の浅草文化観光センター内にある喫茶室の事業者変更。新事業者は㈱白戸商店(台東区浅草一)。営業準備は今年3月より。
5 台東区の観光復活に向けた方針の策定について
・コロナで大打撃を受けた区内観光事業の復活のため、「旅行者ニーズの変化」などを踏まえ、今年3月までに方針を策定する。
6 観光振興事業の充実について
・ホテル旅館等誘客支援、観光プロモーションの推進、旅行会社との観光分野における連携協定、観光統計・マーケティング調査の実施、等を通して観光業の充実を図る。
7 令和3年度台東区区民文化財指定及び台帳登載について
・台東区区民文化財指定・有形文化財(考古資料 浅草寺遺跡出土中世瓦)をはじめとして、台東区区民文化財指定66件、同台帳登載244件の報告
8 上野広小路三橋遺構石組の設置について
・同遺溝は江戸時代に架けられていた3つの橋「三橋」に関わる石組水路で、平成17年の発掘調査において発見された。今回、発掘場所に程近い下町風俗資料館南側に同遺構から出土した実際の石材・木材を用いて、石組の半面を再現して設置する。これにより、本区に息づく多彩な江戸文化や魅力ある地域資源を発信するとともに、郷土文化の振興を図るものである。
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