どうも最近、小池都知事は迷走していますねえ。
まあ、私はか最初から小池さんを政治家として信用していませんが。それは、小池百合子氏は自由党時代に小沢を裏切った戦犯だから・・・(笑)やはり、政治には神様がいるもので、過去の所業の因果が巡ったのです。そもそも、政界を渡り歩いて、細川~小沢~二階~小泉と相手を変えた小池氏に理念はありません。これから政界の動きがどうなるのか、私には分かりませんが。
日本だけの都合で動く時代でもなく、アメリカや中国・ロシア、北朝鮮の動向が大きく影響するのでしょう。内政に関してたって簡単ではないはず。「安倍お友達内閣」などと揶揄されますが、安倍内閣の本当の罪は官僚主導主義を跋扈させたことです。東大出の財務官僚の難しいレクチャーの真偽を見極められぬまま。直感比率是正の仕上げともいうべき消費税10%増税、解釈改憲での集団的自衛権など。昨今の政治報道を見ていると、首相を始め、新聞社会長など、右傾化する発言を容認する空気さえ漂います。
ふと、自分のことを考えてみると・・・
大学時代は「諸君」とか「SAPIO」とかを愛読し、新聞は産経、政党は自民と信じていた時代がありました。今のネット右翼ではないですが、自民党学生部委員長の頃(中曽根内閣当時)、民青(日本民主青年同盟)の学生達に平気で議論をふっかけて言い争っていた時もありました。時は過ぎ、政治の現場に議員として入ってくると・・・。正直、私の国家観、世界観というものは変わってきました。それを旧友の中には変節と呼ぶ人もいます。
実際、自民党学生部の仲間で、今は国会議員になった友人から、「堀越、お前は何やってんだ。自民党学生部の委員長までやったのに何だ」と馬鹿にされたりします。しかし、政権の中枢にいた人から様々な「政治の裏話」を聞くと。やはり、日本はアジア独立国家のリーダーとして「アジア共栄」を目指すべきだと感じるし、いつまでも「親米保守」では真の独立平和は確立されないと理解したのでした。だからこそ、「平和と福祉」を建前では強調しながらも、実質的にはそれを詭弁で放棄した政治連と私は一線を画したのです。たとえ、今は労が報われなくても、「極東アジアの平和」のため。そして、祖国・日本の未来のために一地方議員として闘う所存です。
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