国際都市である21世紀の台東区

21世紀の台東区

2018年に日本を訪れた外国人旅行者数が初めて3千万人を超えました。
最終的には3100万人程度に達するようです。
外国人旅行者の増加は、上野・浅草にいれば誰もが実感することでしょう。

そんな台東区のお隣り、荒川区立諏訪台中学校では8カ国からやってきた生徒たちが仲良く勉強して、スポーツも盛んです。先生たちは外国からやってきた生徒たちに日本の文化を学んでもらおうとNIE運動を展開しています。

NIEとはNewspaper in Educationの頭文字をとっています。新聞を通じて学んで社会を学んでいこうという取り組みで、日本新聞協会が推奨している教育方法です。新聞各社が授業で使う新聞を毎日、諏訪内中学校に配達してくれています。生徒たちは学校の玄関にある新聞から好きな新聞をとって、朝のホームルーム開始まで新聞を毎日読んでいます。外国からやってきた生徒たちにとって、新聞を読みこなすことができれば日本での生活に必要な日本語力は十分です。みんな、辞書を引きながら、荒川区生まれの生徒たちが日本語を教えています。外国からやってきた子供達の素直な質問。。。

「どうして、制服があるの?」「どうして、豚肉が出てくるの?牛も食べられない」
「どうして、休み時間に騒いではいけないの?」

異文化からきた子供達の相談に先生たちも大変です。

荒川区立諏訪台中学校が取り組んでいるNIE運動を台東区にも取り込もうと考えています。日本の学校の風景がどんどん変化する。国際化は次世代を担う子供達の交流から。

 

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