2022年7月24日【区民文教委員会】

台東区議会報告
【区民文教委員会】
〜再び学校統廃合問題が〜😡
文部科学省の学校基本調査によると、小中学校に通う児童生徒の数は2020年に全国で約956万人と、10年前より100万人近く減少しました。自治体別の集計では、全国の市区町村の2割近くが30%以上減っているそうです。
子どもの減少は続いており、学校の維持運営や規模の適正化をどうするかといった議論は避けられない課題です。学びに支障が出ないよう、地域の実情に合わせた対応や工夫が必要であるといわれています。
台東区でも、最近は小規模クラスが多くなっていますが。小規模は授業での発言機会が多く、校外での体験学習が組みやすいといったメリットがある半面、部活動や体育の授業で団体競技ができず、違う学年を同じ教室で教える「複式学級」では学習進度が遅れる恐れがあるともいわれています。音楽や図工などの専門性の高い教科の教員配置も難しいのです。
今後、適切な学習に必要な規模を確保するには、一定の統廃合は避け難くなっています。既に関西地区のニュータウン地域では、小中学校数校が統合され、小中一貫の「義務教育学校」となった所もあります。
要は「小中一貫校」に生まれ変わるわけです。
これにはメリットもあって、9年間連続した指導で「中1ギャップ」の緩和などにつながるともいわれています。学校は地域コミュニティーや防災の中心としての役割も担ってきたわけで。下町コミュニティ溢れる台東区における学校再編では、地域の住民とともに廃校跡地の活用を考えていくことが大切だと思います。しかし、議員も町会もPTAも、いろいろな事情を抱えているからなあ。どうなるのか?
また、「適正規模適正配置」が来る~ッ!🥵
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6月22日(水)午前10時開会 区民文教委員会
【議案】
第31号議案 東京都台東区特別区税条例等の一部を改正する条例
第34号議案 東京都台東区幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
【理事者報告】
1 補正予算について(区民部)
2 令和4年度地方税制の改正について
3 補正予算について(教育委員会)
4 第76回台東区中学校連合陸上競技大会について
5 台東リバーサイドスポーツセンターの指定管理者の選定について

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