2022年4月17日【日々徒然・・・】

台東区議会報告
【日々徒然・・・】
国の「まん延防止等重点措置」も解かれ、地域の会合・行事が幾つも開かれるようになりました。
以前、「参加した会合・行事」についてFBに書いたところ、御迷惑をおかけして、お叱りを受けたので。最近は議会活動と私的な事以外は殆ど書かない私です。
年初からは町も動き出したのか、皆さんからお誘いを受け参加させて頂き、誠にありがとうございます。
特に桜の時期の会合は本当に楽しかったです(笑)
ただ、少し気になるのは、お葬式の数が例年より多いような。季節の変わり目、皆様、くれぐれも御自愛ください。
ゴールデンウイークに向けて、活気ある下町・台東区に戻ることを皆さんと一緒に期待します。
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【コロナ雑感】
今までのコロナで死亡者が一番多かったのは第三波(去年初頭)で36万人が感染して7212人が亡くなり死亡率は1.96%。今回の第6波は死亡率0.22%ですが先週水曜までに感染者が486万人となっているので死者は10472人に上りました。(4月13日現在)
結局、変化するコロナウイルスにおいては「集団免疫」という当初の考えは間違った対応だったとアカデミアでも言われています。常に変化してくるコロナウイルスについては、エイズなどのウイルスと同様に「集団免疫」を得たところで次の変異株に抗体が有効ではない場合もあるわけで。第一波のような比較的に死亡率も高いウイルスに対しては、少しでも多くの方を検査して、罹患者が少数の時に野戦病院のように隔離して感染を防止する事が有効だったといわれています。当時「集団免疫」を唱えた「スウェーデンのテグネル博士」は後に国王に対処法の間違いを指摘され「自分の考えは間違いだった」と述べています。実際、この時、集団免疫を目指したスウェーデンは隣国のフィンランドの10倍の感染者を生んでいます。
そして、オミクロンのように感染率が高くても死亡率が低いウイルスの場合には、国民皆保険を利用して町のお医者さんにも早めに多くの方が診てもらい、陽性者に対して投薬も含めた適切な処置を行うことが重要。しかし実際は、町医者が多い医師会への配慮とか病床数の影響もあってか、コロナ初期と同じように一部の医療機関で対応する仕組みが多くの場合に継続されてきました。これでは、感染率の高いオミクロンには対応しきれないという現実。
台東区議会でのコロナ審議で一番記憶に残っているのは、区内の永寿総合病院でクラスターが発生した直後に行われた保健福祉委員会での審議。あの時、1時間以上に及んで質問していた私に対し、委員会後、歯科医師でもあった委員長が放った言葉が「コロナは重症者の対応が大切で、区民の大多数に向けてのPCR検査は必要がない」という趣旨のものでした。私は彼の認識違いを責めているわけではありません。当時は医療現場にいる方でも、その程度の認識しかなかったわけです。
東京大学先端科学技術研究センター・名誉教授 児玉龍彦氏によれば、国のコロナ分科会に属する専門家といわれる方々には、高齢が故に公衆衛生しか学んでおらず、PCR検査もやったことがなく、ゲノム配列も読んだことがない方が殆どのようで。免疫学のマクロファージ等の専門家もいないとのことです。
これでは、国のコロナ対策が迷走するわけで・・・
それを受ける地方自治体も同様かと。
悲しいですが、今日までの実態です。
己の反省も込めて。。。

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