暮れも押し詰まり、何とか今年のうちにと大掃除に追われている人も多いでしょう。
私だけ?笑
1年間の汚れを除いて新年を迎える「すす払い」は古くから寺社の年末行事でした。
江戸時代には広く庶民にも定着していました。
当時は正月準備にかかる「事始め」の12月13日、一斉に行われたそうです。
江戸界わいの年中行事を記した「東都歳時記」(1838年刊)には、
家中総出でにぎやかに葉の付いた竹を振るう様子を挿絵で表しています。
面白いのは、商家などではすす払いを終えると主人らを胴上げする習慣があったそうな。
胴上げかあ?驚き。
さて、翻って、わが祖国。
バブル崩壊から景気対策を旗頭に借金頼みで歳出を膨らませ、
改元をはさむ来年度の政府予算案はなんと、初の100兆円超え。
積み上がった国と地方の借金は1122兆円に上ります。
相変わらず、少子高齢化も進んでいます。
人口構造は5年後に高齢者1人を現役世代2人で、
30年後には1・3人台で支える「肩車型」になると予想されていて。
さらなる重荷を負わない財政を目指し、私も来年度予算審議に臨みます。
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