【永寿総合病院関連 続報】

ほりこし秀生日記
🔴永寿だけが責任を負うのは可愛そう〜
浅草病院でも職員がコロナ感染。
以前、委員会で指摘した「(二度と永寿のような感染がないように)永寿病院以外の病院や区内福祉施設内の感染対策として今後の対応を考えているのか?」に真摯に応えていない行政の怠慢が原因ではないでしょうか。台東区の病院で一度ならずも二度までも。もはや、人災に等しい。
昨今の状況から鑑みれば信じられないことでしたが、先日の保健福祉委員会の案件表には「永寿総合病院」の項目がなかったので「その他発言」で質問しました。1時間に及ぶ行政とのやり取りの詳細はFBに書ききれないのでYouTubeで見て頂ければ幸いです。https://www.youtube.com/watch?v=GoQRCeFghDQ
そんな中、今日は主に2点に絞って報告。
① 永寿病院から台東区にコロナ感染についてどのような報告があったのか?
② 6月9日に行われた運営支援協議会で何が話されたのか?
この点についての担当課長の答弁によれば、最初に永寿に感染者が出た3月23日から最後に感染者が出た5月7日まで永寿から台東区に日々連絡があったが、細かい状況については詳細に報告された訳ではないとのことでした。つまり、日々、永寿病院内の細部に渡った現場状況までは報告されてはいないが「感染者・死亡者」などについては、ほぼリアルタイムで把握していたということです。
また、6月9日に開かれた運営支援協議会では3月、4月、5月といった直近の永寿の収支状況が報告されたそうで。公に向けて発言できないが、年間120億円規模の収入がある永寿の財政状況は、単純に月割してみても休診中は10億単位の減収になった模様で。相当に厳しい状況だと台東区も認識していたといいます。
この2点についての答弁を聞いただけでも私は怒りが込み上げてきました。まず、214人が感染して43人が死亡した状況をほぼリアルタイムで知りながら、何故、区民にその情報を公開しなかったのか。確かにクラスター感染発生後は厚労省のクラスター班主導の状況になったとか要らぬ風評被害を恐れた等の理由もあるでしょうが。これは前にも書いた通り、永寿の状況を詳細に知っていれば自分なりの回避行動を取れた「区民の自衛の権利」を奪うという命の問題です。行政主導の横暴は万死に値する。許せない!
また、6月9日に報告された永寿の逼迫した収支状況を考えれば、永寿への支援は5月の臨時会で補正計上した4000万弱のお金では全然足りないわけで。今回、6月19日に開かれた委員会で6月9日の運営支援協議会の議事内容をちゃんと報告すれば、次の永寿支援策も議会で審議することができたのに。相変わらず、情報公開・議会報告が大幅に遅れているのです。行政にすれば「自分達が方策をまとめてからで十分」という意識があるのでしょうが。そうした議会軽視・区民軽視の姿勢が・・・今回の台東区行政のコロナ対応の不味さの原因なのです。
全国規模で考えても、最悪最大のクラスター感染を起こした永寿病院。その中核病院を抱える自治体の首長である「服部区長の怠慢な対応」を批判する区民が多いのも頷けます。私は議員なので「この怠慢を反省し、これからは情報公開を徹底して欲しい」と行政に要望しました。完全に行政は「主権者である区民・議会」を軽視しています。
民、由らしむべし、知らしむべからず・・・弊害多き行政主導の最たるものだと痛感。改めて、二度目ですが…許せないッ!(喝)
記者会見した湯浅院長の真摯な姿には同情しますが。区民・議会の立場からすると前段に記した文章は訂正できません。私も職業政治家として、書くべきことは書かせて頂きました。
【大規模院内感染 永寿総合病院 院長が謝罪…

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