新年会で街をめぐると、いろいろな声が聞こえてきます。
最近、総花的な「〇〇ホテル」の会合より、町中の小さな飲食店で催される会合に出る方が多いのですが。
20人~30人程、膝詰めで話をすると興味深い話が多々。
昨日も台東区南部のある新年会に出ていたのですが、千代田区に隣接する地域では土地に関する話が多いです。
毎週のように「家を売らないか」とか「マンション用地を探しているのですが」とやって来ると。
実際、私が住む台東や浅草橋近辺は昔ながらの住人が段々と少なくなり。
マンション業者などの「地上げ活動」はオリンピックに向けて、まだまだ続いています。
そんな会合の帰り道・・・ふと、空を見上げると・・・
1等星を結んでできる大三角やダイヤモンド。
都会でも暗い場所に行くと、青や黄、オレンジ…、星座の彩りも豊かです。
今年は米国のアポロ11号による人類初の月面着陸から50年だそうです。
「大きな飛躍」(アームストロング船長)の一歩は、宇宙への関心を高めましたねえ。
星空といえば「星の王子様」。
作者のサンテグジュペリは、経験を積んだ大人の方が優れているとの常識を逆転させ、
「大人の価値観を批判する」という思いで、この物語を上述したそうです。
作中には有名な王子様がキツネに教わる言葉がありますねえ。
「心で見なければ、よく見えてこない。大切なものは目には見えない、」
最近、本当にそう思いますねえ。
他者を排する言葉が政治にも経済にも溢れ。
遠い国どころか、近くの国同士で罵り合う。
我々の町の小さな世界でも、結構と近隣同士の揉め事があって相談を受けたり。
なんか、寂しい気がして、「陽の気」が薄れゆく世相を感じずにはいられません。
家路を急ぐ夜、星や月を眺め、その先に広がる宇宙を思うと、自分の小ささを実感しますが。
そんな日常の小さなことにこそ大事なものがあるわけで。。。
始まったばかりの一年。
さて、どんな年にしましょうか。
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